しゅっど嫌い

わたしがヨガを教えるときに使わないようにしている言葉は “SHOULD”だ。

“SHOULD” の和訳を調べると「義務として〜すべきである、〜べきだ、〜しなくてはならない」と書いてある。

例えば “your knee should be stacked right over your ankle” 「膝は足首の真上にあるべきだ」 “you should feel this in your hamstrings” 「これはハムストリングに感じるべきだ」と言い方をしたりされると、なんか私はプレッシャーで肩がこっちゃうような感じを受ける。「べきだ」と言われるとそうできてなかったり、感じてなかったら自分はなにか間違えているのではないか?間違えていたら嫌だからちゃんとやらないと、という気持ちになっちゃう。

日常生活でも「こうするべきだ」と言われるとレボーな私は逆にやりたくなくなっちゃう。

なので私はshouldを使わずに疑問系をよく使うようにしている。"how does it feel to have your knee over the ankle compared to having it beyond your ankle?”「膝が足首の真上にあるときと足首より向こうにあるときの違いはなに?」 “do you feel this in your hamstrings?” 「これはハムストリグに感じる?」と聞いたり聞かれると、どうなのかなぁと興味を持って内観するし、なによりも変なプレッシャーを感じないと思う。

小さなことかもしれないけど、わたし個人的にはこのSHOULDという言葉を言ったときと聞いたときの体の反応が好きじゃないからなるべく使わない言葉だ。

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