なんのため?

多くの人が「ヨガ」と聞くと「ヨガポーズ」を想像する。

人によっては想像するヨガポーズがプレッツェルのように複雑なポーズなことも多い。これが理由で「ヨガ」と聞くと「私は体が硬くてできない」というコメントをよく聞く。

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しかし、複雑に見えようとシンプルに見えようとヨガポーズにはそのヨガポーズを行う理由があるはずだ。私は昔 “LIGHT ON YOGA”というたくさんのヨガポーズが載っている本を読んで「ここに載っているヨガポーズをなるべく多くできるようになりたい!」という理由をモチベーションにしたことがあった。

ひとつひとつ違う名前がついているヨガポーズが写真のようにできたらそのポーズは「できるポーズ」。柔軟性や力強さが足りなくて写真のようにできないポーズは「できないポーズ」。

でも…これってなんのため?ポーズができたからってどういうご褒美があるのだろうか?ポーズができたよーって自慢ができる?こういうポーズですよーって人に見せることができる?

私の先生ポールはFunctional approach to Yoga といってひとつひとつヨガポーズを行うときに「なんのためのポーズか」を意識してプラクティスする方法を教えている。

体がどんなに硬くても「なんのためのポーズか」を意識してプラクティスすれば誰でもヨガをプラクティスすることができる!!複雑ないわゆる「上級者」っぽいポーズができたからって何のご褒美もない。

「上級者」っぽいポーズがもし「大腿四頭筋あたりを伸ばすため」のポーズなら自分がその効果を感じるポーズを探すべき。そのポーズの見た目はどうでも良い。

なんのため?を意識しよう!

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