ムキムキ女性
女性は女性らしく、男性は男性らしく…。
こういう考え方が最近はどんどんold fashionedになってきていると思う。陰と陽は完全に分けることはできず、割合は変わるけど必ずどちらも存在する。
私は子供の頃からよく男の子に間違えられた。10歳くらいの私を見て「あらぁ可愛い息子さんねぇ」と両親の知り合いに言われてショックだったのを覚えている。
まぁ正直いって私は昔からあまり「女性らしい」タイプではないと思う。大口でギャハハと笑ったり、言葉遣いが悪かったり、お上品ではない座り方や姿勢をするとよく母に「女性はそういうことしないの!」と叱られた。いまだに叱られている。
別にわざと女性らしくしないようにしているわけではなく、自然体の私がたまたま「女性らしく」ないのかなと思う。
どんなに「男女平等」になっても確かに女性と定められる体で生まれてきたら一般的には男性よりも筋力が弱いということになる。か弱い女性が「可愛い」と思う男性が多かったり、男性にモテるためにはか弱い女性でいよう、という記事を読んだこともある。
確かに時と場合によっては人を頼りにするのは大切だ。でも私はいろんな意味で健康とバランスのために女性が筋トレをするのは大切だと思う。
筋肉がムキムキしているのは女性らしくない、か弱い女性が美しい、という概念は捨てて自分なりに筋力を少しずつチャレンジしていくと心身ともにどういう変化が起きていくだろうか?
骨も筋肉も体も強くなるだけでなく、気持ちも強く、自信がついていくかもしれない。
自信がありそうな男性は「ステキ」と見られ、逆に自信がありそうな女性は「偉そう」と思われることがある。そういう概念もどんどんold fashionedになっていくといいな、と思う。