実は根暗です

コロナ監禁生活で人との接触がほとんど無くなってもう1年になる。

こちらロサンゼルスではどんどんワクチン接種が進んでいて少しずつ「元の生活」に戻る日が近づいきている感がある…。

もちろん私もワクチンを打つ予定だし、カウンターに座ってお寿司を食べに行ったりコンサートに出かけたりする日を楽しみにしている。

でも正直この1年私は監禁生活を全く苦に感じていない。

基本はボーッと1人で本を読んだり、犬と遊んだり、海や空や木を眺めたりする平和な時間が大好きで人間と接触するのが苦手に感じるいわゆるintrovertタイプだと思う。知らない人ばかりのパーティーなどに誘われたら「たのしそう!」「行きたい!」という反応ではなく、軽い腹痛がするような反応でパーティーにはなんとか行ってそれなりに社交的にするが、帰ってきたら心身疲労が激しい。

こんな私だからこそヨガを教え始めた最初の数年はクラスを教えた後は異常な脱力感と疲労感があり、「ヨガを教えるのがだいすき!」という気持ちは全然無かった。

でもよく「苦手と感じるヨガポーズこそ実は健康に必要なヨガポーズだ」と言うのと一緒で、私が苦手と感じる「世に出て人間と接触する」のが私の心身健康に貢献しているのでは、と思う。

実際13年ヨガを教え続けてきたおかげで昔よりは人間と接触するのが苦手どころか楽しく楽しみに感じることもある。でもやはり根っこは暗いのでコロナ監禁生活をかなり満喫しており、「元の生活」に戻ることに緊張感を感じ始めているが苦手なヨガポーズがだんだん実は好きなポーズになるような気持ちで少しずつ世に戻る心の準備をしようと思う…。

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