わがままな決断

2021年の初めに「わがままになります」宣言をした。そのブログはこれ

今までも十分にわがままだったのかもしれないけど、「わがままなことしたなぁ」と思うことをした。それなりに決心が必要な決断だった。

それはヨガを教えるのを止めたことだ。

2020年の途中からコロナの影響でズームで教えるという変化があったとはいえ、約14年間教え続けてきたヨガを2021年の7月に止めた。

「なぜ?」という質問にはっきりとした答えはないんだけど、自分の教える燃料低下が続いているのを感じ、クラスを受けてくれている人たちへの責任感とこの状態では良いヨガは教えられないというジレンマで迷ったけど、わがままに止める決断をした。

ヨガをプラクティスするのが大好きだからヨガを教え始めたけど、だんだん教えていくうちに自分のプラクティスをしているときに教える脳みそから離れるのが難しくなった。自分がそのときに感じている感覚で動こうとしても、ついつい「クラスを教えるときはこのシークエンスがいいかな」とか「体があまり動かない人はこうやってポーズを変えたほうがいいかな」と気が紛れてしまう。そうしているうちにはっと気づくと自分のためのヨガから離れてしまっている。

特にポール・グリリーからヨガを学び始めてポーズをきちっと正確にやるのではなく、私独特の可動域や柔軟性、気持ちやライフスタイルに合わせて自由に動いたり止まったり、今までにない動きや形を体を使って冒険したりするプラクティスに移行してから自分のプラクティスと教えるときのヨガにギャップを感じるようになった。

そのギャップを感じながら何年も教え続けてきていたから燃料低下したのかもしれない。

とりあえず一回教えるのを止めて今は思いっきりわがままに自分のために自分のヨガを満喫したい。自分のためのヨガを教えたいならまずは自分のためのヨガを十分プラクティスしたい。

そしてそのプラクティスを続けて人にもわがままなヨガを伝える方法をもっと発見し、そのヨガを伝えたい、という気持ちが出てきたらまた再開しよう、と思う。

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